企業HP
メディカル・データ・ビジョンという社名には、“豊富な実証データに基づいた医療の実現”という意味がこめられています。
昨今、世の中ではEBM(Evidence Based Medicine:根拠に基づく医療)への期待が高まっておりますが、医療業界は医療・健康情報を有効活用するための必須条件ともいえるICT化が他業界と比べて大幅に遅れているのが現状です。
当社は2003年の創業以来、膨大に蓄積された医療・健康情報を有効活用することが、今以上の医療の質向上、ひいては生活者にとってのメリット創出につながると考え、事業を展開してまいりました。そしてその先に目指すのは、「生活者が、生涯を通じて自身の医療・健康情報を把握できる社会」「それらの情報をもとに、自身で医療・健康分野のサービスを選択できる社会」です。
会社概要
はじめに、会社の概要や事業内容を紹介!!
医療機関、製薬向けに医療・医薬品データのネットワーク化と利活用の両サービスを提供。カルテを見える化することでオンライン診療に活用。
業種名 情報・通信業
設立年 2003.8
市場 東証1部
従業員数 <20.12>連237名 単166名(40.7歳)
平均年収 630万円
事業内容

注目ポイント
・ビジネスモデルは、システム利用料やデータ分析費用による収益

・各サービスは、導入費用と月額保守費用により提供

・さくらDBにより3種類のデータを保有

・21年12月期は、個人カルテの閲覧サービス「カルテコ」を利用したBtoCサービスの拡大を狙う

・21年12月期は海外への事業展開も狙っていく

医療関連のデータネットワークサービス/データ活用サービスが事業の柱。個人カルテ閲覧サービス「カルテコ」を通じてBtoCビジネスの拡大を狙う。
業績 (単位:百万円)
業績や損益の中身をチェック!!

PL:損益計算書

・売上増加により、営業利益率20.1%⇒25.0%に増加
財務 (単位:百万円)
資産や負債など財務状況をチェック!!
総資産 5,321
自己資本 4,136
資本金 992
利益剰余金(過去の利益貯蓄等) 1,934
B/S:連結貸借対照表(単位:百万円)

資産の部

・現預金の増加等により、流動資産 4億4千万増加
負債・純資産の部

・流動負債の増加大きく、負債合計 2億6千万増加
・利益剰余金 6億9千万増加
・自己株式の取得により5億9千万の支出
CF:キャッシュフロー(単位:百万円)


・投資CFは、子会社株式の取得が主
・投資CFは、営業CFに対し少額
各種データ
株価や各種指標をチェック!!
(記事投稿時の数値を掲載しています。)
株価(直近2年)

各種指標
PER(株価/1株当たりの純利益) 121倍
PBR(株価/1株当たりの自己資本) 20.6倍
ROE (自己資本当期純利益率:10%以上で優良) 17.3%
ROA (総資産経常利益率:6%以上で優良) 22.4%
配当利回り 0.17%
業種平均

・株価は2年前から70%程度上昇
・稼ぐ能力かなり高いが、PER/PBRは平均より高い
有望企業たる所以(ゆえん)
最後に私が思う有望な点を紹介!!
医療関連データの活用により利便性の向上や医療の質向上が期待できる。個人カルテ閲覧を介したBtoCサービスの提供は大きな一歩になると考えられる。
まとめ
【概要】
医療関連のデータネットワークサービス/データ活用サービスが事業の柱。個人カルテ閲覧サービス「カルテコ」を通じてBtoCビジネスの拡大を狙う。
【業績】
売上/利益ともに好調。
《PL:損益計算書》
・売上増加により、営業利益率20.1%⇒25.0%に増加
【財務】
自己資本比率高く、有利子負債少ないため健全な企業と言える。
《B/S:賃借対照表》
・総資産3億8千万増加したが、負債の増加が主
《CF:キャッシュフロー》
・投資CFは、子会社株式の取得が主
・投資CFは、営業CFに対し少額
【各種データ】
・株価は2年前から70%程度上昇
・稼ぐ能力かなり高いが、PER/PBRは平均より高い
【有望企業たる所以(ゆえん)】
医療関連データの活用により利便性の向上や医療の質向上が期待できる。個人カルテ閲覧を介したBtoCサービスの提供は大きな一歩になると考えられる。
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