企業HP
2010年には「NECST(Nichicon Energy Control System Technology)プロジェクト(現NECST事業本部)」を発足し、家庭用蓄電システムやV2H(Vehicle to Home)システム、EV用急速充電器、公共・産業用蓄電システムなど、環境社会への貢献とビジネスの拡充へ独自の新製品の開発や販売活動を進めています。
会社概要
はじめに、会社の概要や事業内容を紹介!!
アルミ電解コンデンサー主にフィルムコンデンサー育成。2012年に世界で初めてEVが蓄えた電気を家庭で使うことを可能とした「V2H(Vehicle to Home)」システムを市場に導入。
業種名 電気機器
設立年 1950.8
時価総額 849億円
市場 東証1部
従業員数 <21.6>連5,477名 単530名(44.1歳)
事業内容


・海外比率増加
注目ポイント
・コンデンサ事業では、車載用や5G関連でなどで拡大傾向

・アルミ電解コンデンサのラインアップ拡充

・自動車用フィルムコンデンサの需要は拡大傾向

・NECST(ニチコンエネルギー制御システム技術)では、家庭用蓄電システムの拡販を狙う

・家庭用蓄電システム新商品を発売

電解コンデンサーの需要増。車用ではフィルムコンデンサの需要高い。海外比率55%と高い。
業績 (単位:百万円)
業績や損益の中身をチェック!!

PL:損益計算書


・原価率増加により、営業利益率2.1%⇒1.4%に減少
財務 (単位:百万円)
資産や負債など財務状況をチェック!!
総資産 156,008
自己資本 89,266
資本金 14,286
利益剰余金(過去の利益貯蓄等) 48,916
有利子負債 24,912
B/S:連結貸借対照表(単位:百万円)

【資産の部】
・投資有価証券の増加大きく、その他の資産 148億増加
・建設仮勘定の増加大きく、有形固定資産 15億増加
【負債の部】
・流動負債の増加大きく、負債合計 47億増加
【純資産の部】
・利益剰余金 6千万増加
CF:キャッシュフロー(単位:百万円)


・投資CFは、有形固定資産の取得が主
各種データ
株価や各種指標をチェック!!
(記事投稿時の数値を掲載しています。)
株価(直近2年)

各種指標
PER(株価/1株当たりの純利益) 47.5倍
PBR(株価/1株当たりの自己資本) 0.93倍
配当利回り 2.11%
ROE (自己資本当期利益率:10%以上で優良) 2.1%
ROA (総資産経常利益率:6%以上で優良) 2.0%
業種平均

・株価は2年前と同程度
・稼ぐ能力低く、PBRは低い
有望企業たる所以(ゆえん)
最後に私が思う有望な点を紹介!!
電解コンデンサはさまざまな用途で需要増加傾向。電気自動車の普及がものすごいスピードで進んでいるため、フィルムコンデンサや蓄電システムの需要は伸び続けると考えられる。
まとめ
【概要】
電解コンデンサーの需要増。車用ではフィルムコンデンサの需要高い。海外比率55%と高い。
【業績】
売上、利益ともに減少。
《PL:損益計算書》
・原価率増加により、営業利益率2.1%⇒1.4%に減少
【財務】
有利子負債多いため改善が必要。
《B/S:賃借対照表》
・総資産 165億増加
《CF:キャッシュフロー》
・投資CFは、有形固定資産の取得が主
【各種データ】
・株価は2年前と同程度
・稼ぐ能力低く、PBRは低い
【有望企業たる所以(ゆえん)】
電解コンデンサはさまざまな用途で需要増加傾向。電気自動車の普及がものすごいスピードで進んでいるため、フィルムコンデンサや蓄電システムの需要は伸び続けると考えられる。
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